失業まっ最中、にゃんこ孝行し放題！

実は現在、私、仕事をしていません。

１年以上勤めた病院を退職しました。

看護師として働いていたんですが、

医院長から突然、看護師全員に医療秘書をやるように業務命令がありまして、

その理由を聞いてアホらしくなってスッパリ辞めてしまいました。

医療秘書ができる事務職の方は、同部署に５人もいました。

ちなみに医療秘書含め、事務職は全部で９人です。

看護職は５人いました。

看護師には看護師の仕事があって、

それなりにテンテコ舞いな日々でしたので、

看護師が医療秘書をする意味がよく分からず、

言い出しっぺの医院長に理由を聞きました。

「治療の流れをより良く分かっている専門職の看護師の方が、

　素人から始めている事務の人間よりも、

　医院長の考えを先読みして、

　言われる前に医師記録を入力したり

　指示を出したりできるだろう」

「ミスがあった場合（医院長の診察に際して）、

　専門知識のある看護師が医療秘書をしていた方が、

　ミスに気づくことができてよいだろう」

「何かあった時に看護師も医療秘書ができた方が、

　つぶしがきいて便利」

なんて感じのお返事でした。

もうちょっと曖昧な言い方をされていましたが。

で、私、納得いかなかったので、

経営者である医院長と事務長に意見を言ったんです。

「私は看護師として就職し、

　看護師の仕事にやりがいを持って働いている。

　医療秘書はそれ方面の専門知識の必要な仕事で、

　看護師にそれをするように言うのは違うのではないか」

「医師記録や治療・処方は医師の責任で行うもので、

　看護師にそれを求めるのは変ではないか」

他にもいっぱい話しましたが、

まあ、主要なところはこんな感じです。

で、私の意見に対する医院長と事務長のお返事が、

「社会人としてオカシイ」

「そういう考え方なら辞めてもらって結構」

でした。

馬鹿にしたような見下した物言いをされていました。

ですので、キッパリと辞めました。

社会人としてオカシイ人間はいらんだろうと思いましたので。

オカシイ人間扱いされたのは少なからずショックでした。

一生懸命、患者さんや病院のために働いてきた自分を、

全否定されたような気もしてそれも衝撃でした。

看護師としての私の仕事っぷりは、

普通に見てもなんら問題のないものでした。

患者さんたちにも、

とても嬉しい言葉をいっぱいいただいたりしてました。

そこまで社会人として職場に迷惑をかけているわけでもありませんでした。

ほんとうに、今回のことは、

正直、さっぱり分からんという他ありません。

まあ、日頃から、

職員や業者さんに対して残念な態度や言動をされていた医院長や事務長でしたので、

縁が切れたこと自体には落胆はまったくないのですが。

看護師歴２０ウン年。

ほんと〜に残念なお医者さんには多くお会いしてきましたが、

こちらの医院長もそのうちのお一人だったようです。

尊敬できるお医者さんと一緒に仕事がしたいと希望していますので、

そうでなかったことが残念で仕方ありません。

しかし、よって現在無職でして、

経済的にイタタタ〜な状態なのです。

でも、良かったこともいっぱいあるのです。

その一つが、同居にゃんこと一緒にいる時間が取れるようになったことです。

今までほとんど仕事詰めで、

せっかく切望していたにゃんことの生活をはじめてからも、

夜勤や残業やでほとんどかまってあげられない状態でした。

にゃんこは最低限のお世話とお付き合いで、

仕事の次の存在だったように思います。

それが！

現在はにゃんこ孝行し放題！

にゃんこ優先！

にゃんこ第一主義！　

猫って、一匹一匹、性格も考え方もほんとうに違うのですね〜。

時間をかけて、ゆとりを持って付き合って、

やっと少し分かってきたような気がします。

こうやって、くるみさんとあんずさんと、

ゆっくりと過ごすことができるようになっただけでも、

仕事辞めてよかったとシミジミ思います。

そんでもって、にゃんこと過ごす時間が、

仕事を辞めた自分の痛手を癒してくれているのだと思います。

猫は私を損得がらみでどうこうしようとはしません。

都合よく利用してやろうと企んだりもしません。

評価したり批判したりもしません。

純粋に、ただ、一緒にいてくれるだけです。

ご飯や遊びの催促は強烈ですが（笑）

失業して、よかった。

お金やら世間体やらすっごく心もとないけど、

猫と過ごせる時間がいっぱいできて、ほんとうに嬉しい。

大事だとか、愛おしいとか、慈しみたいとか、

忘れかけてたような薄まっていたような大事な感情が、

今、とっても鮮明に自分の中に湧き上がってきています。

こんな風に、大事なものを思い出すことができて幸せです。

世の中に偶然はなく、全ては神様が用意してくれた必然なんだといいます。

なるほど、今回の退職のまったくよく分からない理由も、

そう考えると私が仕事を辞める為に用意された必然の出来事だったのかも知れません。

すっごくトホホなきっかけではありますが、

仕事を辞めることで、

にゃんこの愛情の深さに気づき、

にゃんこを私に託してくれた神様の愛情に気づき、

お金が入らないことで物の大切さに改めて気づき、

その気づきをもたらしてくれた神様の愛情に気づき………etc、etc。

今までも何回も仕事を辞めたことはありますが、

失業をして心底幸せって思ったのは初めてです。

我ながらビックリです。

これからの仕事のことを考えたり、

就職活動をしたりしなくちゃいけませんが、

まあ、せっかくだから楽しんでやっていきたいと思っています。

本日のブログ、妙な内容でお目汚しだったと思います。

ここまで読んでいただいて、本当に感謝です。

どうもありがとうございました！